2024年も残りわずかとなりました。今年は、元旦に発生した能登地震や航空機事故から始まり、多くの課題に直面する一年となりました。自然災害や気候変動への対応が引き続き重要視される中、防災や復興、温暖化対策、再生可能エネルギーの推進が大きなテーマとなりました。
経済面では、世界的なインフレの影響を受けつつも、観光業の復活やインバウンド需要の増加が明るい兆しを見せました。さらに、AIやデジタル化への投資、スタートアップ支援などが注目を集め、日本経済に新たな可能性を生み出しています。一方で、少子高齢化が進む中、労働力不足への対策やジェンダー平等、多様性を尊重する社会づくりが引き続き求められています。
スポーツの分野では、阪神タイガースの惜しい結果に悔しさを覚えた一方、大谷翔平選手の大活躍やオリンピック・パラリンピックでの日本選手たちの輝かしい成果に、多くの感動と希望をもらいました。また、草津市では、来年の国スポ・障スポに向けた「インフロニア草津アクアティクスセンター」のオープンが話題となり、2025年もさらなる盛り上がりが期待されています。
市政70周年を迎えた本市では、多くの関連事業が開催され、次の10年・20年につながる新たな機運が生まれています。そのような中、私は本年9月30日に第70代草津市議会副議長を拝命し、その重責を痛感しつつ、全力で職務に取り組んでおります。
私の住む志津学区でも、地域行事が活発化し、コロナ禍以降交流が大きく広がりました。過大規模校の課題は依然として残りますが、学校関係者や地域の皆様のご支援により、子どもたちは元気に学び生活を送っています。私自身も、子どもたちの見守りやイベント活動を通して、多くの笑顔に触れることができました。
2025年は、さらに前進し、暮らしや地域、そして草津市の発展に向けて全力で取り組んでまいります。皆様のご支援とご理解を賜りますようお願い申し上げます。どうぞ良いお年をお迎えください。