笑顔がある草津のまち

「コミュニティ」という言葉はよく耳にしますが、辞書上では【社会生活において利害などを共有する集団】と表されています。
元々地域においては「自治会・町内会」や「子供会」「PTA」、「青年団」「婦人会」や「老人会」など、どこでも大方共通の名称で、主に地縁団体が主体となり活動をしていました。
しかし近年では、地域の中で特定の目的を明確に持って活動するコミュニティがたくさん発生し、その機能や目的が地縁団体から独立し運営されることで、併存や多様化が進んでいます。
特に他地域からの流入が多い草津市ではそれが顕著に伺えます。
行政が考える危機管理や相互扶助の観点からすれば、できるだけコミュニティの数が少なく統制化されている方がやりやすいのは当然ですが、近年の社会生活においては視点を変え、そういった個々のコミュニティ活動の支援と従来のコミュニティとの連携を如何にうまく図っていくかが重要になってきます。
多くの主体のコミュニティが地域や行政とWin-Winの関係性が作っていけるよう推進してまいります。

まちづくり協議会をはじめとする地域団体の活動活性化と担い手の確保
多様なコミュニティに参画できる風土づくり
各コミュニティ間の連携の仕組みづくり

屋内外に関わらず、コミュニティ活動においてはリアルな場所も必要です。特にパブリックスペースは活動するにあたって便利な位置と環境が求められます。
市内では各種グランドや体育館、まちづくりセンターや町会館など様々ありますが、それらがより便利に、快適に利用することができるよう、安全対策も含め整備を求めてまいります。

公共施設の最適な維持管理を推進
時代に則した設備環境を有する公共施設の更新
施設内外のバリアフリー化対策
誰もが気軽に利用できる環境の構築

草津市では、「健幸」を「生きがいをもち、健やかで幸せであること」と定義し、第6次草津市総合計画の将来ビジョンにおいて「健幸創造都市」の実現を掲げ、市の総合行政として様々な政策分野で健幸都市づくりに取り組んでいます。
心も体も健康であることが幸せにつながるという意味から「健幸」と表現されていますが、まだまだ各種施策や制度が浸透していません。
それぞれの施策が多様なコミュニティーと連携するなど、市民にとって決して特別なものではなく、広く浸透し楽しく笑顔で毎日が過ごせるよう推進してまいります。

各種制度の周知・啓発を強化
各種制度と他施策の連携を強化(ハードの活用)
制度を活用した支え合いのまちづくり推進